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WBCに球数制限があるのはなぜ?いつからこのルールができたのかも紹介!

日本にはなじみのない野球の球数制限。

実はMLBのルールにもない球数制限…なぜこのようなルールがWBCではあるのか、またいつからこのような球数制限ができたのか気になります。

そこで、こちらの記事では、WBCに球数制限がある理由と、いつから球数制限のルールができたのか調査してみました。

 

WBCに球数制限があるのはなぜ?

WBCに球数制限がある理由は、MLB球団が要請したと言われています。

WBCは各国の代表チームなので、それぞれの国のルールで投手に投げさせると、肩に負担をかけてしまい故障してしまう場合があります。

万が一、WBCで肩に大きな負担をかけて故障した状態でチームに戻ってくると、これから始まるシーズンに大きな影響を与えてしまいますよね。

今回日本では、投手として海外で活動している

  • ダルビッシュ有選手
  • 大谷翔平選手

が日本代表で出場します。

試合でまだ球数制限の意識が薄い日本が、世界で活躍する上記選手たちに100球投げさせてしまうと、WBCを終えてチームに戻ったときに迷惑をかけてしまいます。

WBCで多くの球数を投げて肩の故障などを起こさないためにも、球数制限を導入することになったのです。

 

WBCの球数制限は何球?

WBCの球数制限は1試合につき

  • 一次ラウンド 65球
  • 二次ラウンド 80球
  • 準決勝以降  95球

と決められています。

ちなみに打席中に制限に達した場合は、その打席が完了するまでは投げることができます

また、敬遠の球数は投球数に含まれません。

1人の選手に負担をかけないように定められた球数なのでしょうか。

そのため、WBCは全投手を高レベル、好調子の人を揃えておくことが重要になりますね。

 

投球間隔は何日ある?

WBCの登板、投球間隔については、

  • 3連投以上は禁止
  • 50球以上投げた場合は中4日を空ける
  • 30球以上、または2試合連続で投げた場合は中1日を空ける

と決められています。

WBCでは球数制限があるように、投球についても間隔を取ることで、投手に休ませる期間を与えます

連投は日本では当たり前にありますが、WBCは世界の各国の選手が集まります。

日本のルールで行うことによって、選手に負担がかかり怪我を起こしてしまう原因になってしまう場合があります。

そのため、WBCでは間隔を空け、準備が万全の状態で球場で試合を行うことがルールとなったのです。

 

WBCの球数制限はいつからできた?

WBCに限らず、一般的に球数制限のルールができたのは2006年です。

アメリカの少年野球で定められた事がきっかけでした。

まだ将来性がある少年野球の選手の健康被害を予防するため、という目的です。

ちなみにMLBやマイナーリーグでは、球数制限は導入されていません。

しかし、日本とは違いアメリカでは1人の投手に100球投げさせることはないようです。

 

WBCの球数制限に対するSNSの声

WBCの投球制限のルールについては賛否両論があり、WBCの球数制限はアメリカに都合のいいルールだという方もいます。

SNSの声をご紹介すると、

  • 好きな選手が完投するところを見たい
  • 甲子園とかでもやればいいのに
  • 子供の野球にも導入してほしい
  • 全然まともに投げられないじゃん…
  • 65球って少なくない?
  • 投球制限ルールが試合に大きく影響しそう

など、理解を示す人もいる一方、日本では球数制限のルールがなじまれていない為、納得いかない人もいるようですね。

しかし、日本では「投手の肩は消耗品」という意識があるため、球数制限をかけて過剰に投げさせないというのは、良いとの評価の声もありました。

また、球数制限があるからこそ中継ぎの重要さもあるので、次に投げる選手も楽しみになりますね!

 

まとめ

こちらの記事では、WBCのルールの1つである球数制限について解説してきました。

球数制限は、日本ではなじみのないルールでMLBにもないルールですが、なぜできたのか、その背景を知ることがはできたでしょうか。

WBCでは各国の素晴らしい選手が集まりますが、そのような選手の体をいたわって、将来性もしっかり考えているルールなんですね!

WBCに球数制限があることで、中継ぎの選手にも注目ですね!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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