椎名林檎さんの新アルバムの限定盤に付属するグッズが、ヘルプマークに酷似していると話題になっています。
また、椎名林檎さんのグッズがヘルプマークに似ているのはわざとなのか、本当の目的も調査してみました。
こちらの記事では、椎名林檎のヘルプマーク酷似グッズに意味や本当の目的はあるのかについてご紹介していきます!
ぜひ最後までご覧ください。
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椎名林檎のヘルプマーク酷似グッズの意味や目的は?
椎名林檎さんのリミックスアルバムの特典グッズのカードケース、ヘルプマークにしか見えないのだけど…。 pic.twitter.com/M7hKoMxEfa
— えり (@yukichi_0513) October 7, 2022
椎名林檎さんの新アルバムのヘルプマークに酷似したグッズにどんな意味があるのかは正式に公表されていません。
ですが、2022年11月30日に発売される椎名林檎さんの新アルバムのタイトルが「百薬の長」になっています。
これは、故事で「酒は百薬の長」ということわざがあり「適量の酒はどんな良薬よりも効果がある」と言う意味があります。
なので、椎名林檎さんのアルバムも「椎名林檎のアルバムはどんな良薬よりも効果がある」といった意味でつけられたのではないかと推測されます。
実際に椎名林檎さんの新アルバムの特設サイトを見ると、『12組のアーティストによる新たな処方薬
ジャンルやジェネレーションを越えた国内外の魅力溢れるアーティストが生み出したジェネリック点耳薬
用法用量お気になさらず左右の耳から服用ください』と書かれています。
そのため、椎名林檎さんの新アルバムのヘルプマーク酷似グッズは、あくまでも推測ですが、『目に見えない疾患?があるけれど、椎名林檎のアルバムを聴いて治療中ですよ』の意味と、それを鞄などにつけてもらい拡散する宣伝の目的があるのではないか?と思われます。
ヘルプマークとは?
わたしのことは忘れても、ヘルプマークのことだけは忘れないでください!!!! pic.twitter.com/DJMlPJNaMy
— 平 熱 (@365_teacher) October 8, 2022
ヘルプマークとは、東京都福祉保健局の説明によると「義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、または妊娠初期の方など、外見からは分からなくても援助や配慮を必要としている方々が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることで、援助を得やすくなる」ために2018年に作られたマークです。
ヘルプマークは各自治体の窓口で無料で入手することができるものになっています。
(自治体によっては交付申請書が必要)
椎名林檎のヘルプマーク酷似グッズはわざと?
椎名林檎さん、ヘルプマークを模したグッズをアルバム予約特典にして物議を醸す
「ヘルプマークは認知度が低いのに紛らわしいものを作るな!」「むしろ認知度が上がるからいいのでは…」と賛否両論
※ヘルプマーク: 障碍者や妊婦など、周囲の配慮が必要だが外見からは伝わりづらい人が着用するマーク https://t.co/b1sMgN647w pic.twitter.com/6AlN9V2f9c
— 滝沢ガレソ⭐ (@takigare3) October 8, 2022
椎名林檎さんのグッズをヘルプマークに酷似させたのは、恐らくわざとではないかと推測されます。
なぜなら、東京都で2022年2月に発表されたヘルプマーク認知度調査では、
- 「意味も含めて知っていた」…64.9%
- 「見たことや聞いたことはあるが、詳しい意味は知らない」…23.0%
- 「知らない」…12.1%
となっています。
そのため、仮に椎名林檎さんのアルバム制作に関与するメンバーが10人だったとしたら、メンバーの8〜9人はヘルプマークを知っていたはずなのです。
また、本物のヘルプマークは、十字マークの下にハートマークが描かれていますが、椎名林檎さんのグッズはりんごマークと、これまたどことなくハートマークに似ていますよね。
なので、椎名林檎さんのヘルプマーク酷似グッズは、わざとヘルプマークに似せたのではないかと考えられます。

椎名林檎ヘルプマーク酷似グッズの販売はどうなる?
椎名林檎さんのヘルプマーク酷似のグッズはダメ。デザインした人もダメ。デザインのプロが知らなかったは恥ずかしいし、知っててやったならもっとダメ。いざというときにこれが命を救うマークだと広めるのがデザイナーの仕事。すぐに何とかすべきだよ❗️ pic.twitter.com/Zk5RL39Ho5
— moon-moon (@moonmoo05219174) October 8, 2022
ここまで椎名林檎さんの新アルバム付属グッズがヘルプマークに似ていると批判の声が挙がると、さすがにグッズの付属は中止になると予想されます。
また、日本赤十字社によると、赤十字マークは戦争・紛争時の救護活動を行う際に用いられるもので、その性質上「使用については赤十字社と法律等に基づいて認められている組織」に限定されているようです。
さらに赤十字マークについて調べてみると、「赤十字の標章及び名称等の使用の制限に関する法律」で、赤十字マークを定められた組織以外が使用することを罰則付で禁止していました。
こちらの罰則とは「6か月以下の懲役または30万円以下の罰金」と定められています。

そのため、椎名林檎さんの新アルバムに付属するグッズについては中止になるのではないかと考えられます。
まとめ
椎名林檎さんがヘルプマークのデザインを模倣したグッズを作られたとのこと。自分は持病を発症した当初まともに歩けなかった期間にヘルプマークを着けていました。ファッションで扱われると誤解を招き本来の意味が損なわれるのでデザインを再考していただけないものだろうか。 pic.twitter.com/VJIqhQ8o2P
— 槻城ゆう子*漫画新作準備中 (@yuko_tsukishiro) October 8, 2022
こちらの記事では、椎名林檎さんのヘルプマーク酷似グッズにはどんな意味はあるのかについて調査してきました。
椎名林檎さん自身も、ヘルプマークに似たこのグッズの作成に関与していたのでしょうか…。
また、椎名林檎さんのアルバムに付属するヘルプマーク酷似グッズは、わざとヘルプマークに似せたのかについてもご紹介してきました。
今後販売中止などの対処はあるのかも気になりますね。
最後まで、椎名林檎のヘルプマーク酷似グッズに意味はあるのかについての記事を読んでいただきありがとうございました。