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耳をすませばと猫の恩返しの繋がり4つ!どっちが先か見る順番は?

繋がりがあると言われているジブリの人気作『耳をすませば』と『猫の恩返し』。

実は『耳をすませば』のヒロイン月島雫が書いた小説が『猫の恩返し』という、繋がりがある設定なのです!

そのため、共通のキャラクターが出ているなどいくつも共通点が…では見る順番的にはどっちを先に見るのがオススメなのでしょうか。

そこでこちらの記事では『耳をすませば』と『猫の恩返し』の繋がりについて詳しくご紹介し、どっちを先に観た方がいいか、見る順番も調査してみました。

 

耳をすませばと猫の恩返しの繋がり4つ!

『耳をすませば』と『猫の恩返し』の4つの繋がりは次の通りです。

  • 『耳をすませば』と『猫の恩返し』は原作者が同じ
  • 『猫の恩返し』は月島雫が書いた
  • 小説『耳をすませば』と『猫の恩返し』に同じキャラクターが出ている
  • 『猫の恩返し』主題歌は『耳をすませば』の内容を歌っている?

次から『耳をすませば』と『猫の恩返し』の繋がりについて詳しく解説していきます!

 

同じ原作者の作品

『耳をすませば』と『猫の恩返し』の繋がり1つ目は、共に漫画家の柊あおいさんの作品が原作となっています。

『耳をすませば』の原作は漫画雑誌「りぼん」に1989年の8〜11月号まで連載されていて、宮崎駿監督がそれを読んだことで映画化されました。

『耳をすませば』公開後に、今度は宮崎駿監督から柊あおいさんへ続編の製作をリクエストし、書き下ろされた漫画『バロン 猫の男爵』が『猫の恩返し』の原作となっています。

人気作の続編を作ってこなかったジブリの中でも、この『耳をすませば』と『猫の恩返し』は異色のシリーズとなっています!

 

『猫の恩返し』は月島雫が書いた小説

『耳をすませば』と『猫の恩返し』の繋がり2つ目は、『耳をすませば』の主人公、月島雫が『猫の恩返し』を書いたという設定になっている点です。

天沢聖司の将来の夢に頑張る姿に刺激を受け、月島雫が"物語を書く"という長年の思いを実現させるために奔走。

そして月島雫が書き上げた小説が『猫の恩返し』なのです。

 

『耳をすませば』と『猫の恩返し』に同じキャラクターが出ている

『耳をすませば』と『猫の恩返し』の繋がり3つ目は、『猫の恩返し』は月島雫が書いた小説のため、『耳をすませば』に出てくる猫が姿を変えて登場するという繋がりもあります。

『耳をすませば』に出てくる「地球屋」という雑貨屋にバロンという猫の置物が登場しますが、月島雫はこのバロンを主人公にして小説を書きます。

そのため『猫の恩返し』にもバロンは登場し、主人公のハルを助ける猫の男爵として活躍します。

また、『耳をすませば』に出てくるデブ猫のムタも『猫の恩返し』に登場します。

『猫の恩返し』のムタは本名をルナルドムーンと言い、湖の魚をすべて食べつくしたという伝説の大泥棒と呼ばれており、たびたびハルを助けてくれます。

 

『猫の恩返し』主題歌は『耳をすませば』の内容を歌っている?

『耳をすませば』と『猫の恩返し』の繋がり4つ目は、『猫の恩返し』の主題歌はつじあやのさんの『風になる』ですが、歌詞は『耳をすませば』を歌っているのではと思う箇所がいくつも出てきます

『風になる』のサビの歌詞と内容は次のようになっています。

陽のあたる坂道を 自転車で駆けのぼる

→天沢聖司が荷台に月島雫を乗せて高台への坂道進むシーン

君と誓った約束 乗せて行くよ

→聖司が自分の夢であるバイオリン職人になれたら結婚してくれないかと告白し、雫がそれを受け入れる

という名場面を歌っているように思えてきます。

また、2番のこの歌詞も天沢聖司と月島雫を歌っているように思えます。

忘れないよすぐそばに君がいるいつの日も

→天沢聖司は将来の夢のためにイタリアへ行き、月島雫とは遠距離恋愛となる

この歌詞はそんな二人のことを歌っているように聞こえてきます。

 

耳をすませばと猫の恩返しはどっちが先か見る順番は?

『耳をすませば』と『猫の恩返し』の見る順番ですが、『耳をすませば』の続編が『猫の恩返し』なので、『耳をすませば』から先に見ることをおすすめします。

二つの公開年はこちら

  • 『耳をすませば』 公開 1995年
  • 『猫の恩返し』  公開 2002年

これらの作品を一度は観たことがある人も、『耳をすませば』と『猫の恩返し』の繋がりを意識して観ると、また新しい発見があるかもしれません!

 

耳をすませばあらすじ

読書が大好きな中学3年生の月島雫は、自分が借りた本の図書カードに頻繁に名前が記されている「天沢聖司」という人物に興味を抱きます。

雫には親友の夕子がいて、二人で「カントリー・ロード」を和訳したり、替え歌「コンクリート・ロード」を作ったりして笑いあっていました。

ある日、夕子から好きじゃない男子からラブレターをもらって困っているという相談を受けた後、公園に忘れた本を取りに来た雫は、自分の本を勝手に読んでいる男の子と出会います。

その男の子は雫の名前を何故か知っており、「コンクリート・ロードはやめた方がいいよ」と嫌味を言って去っていきます。

雫は「やな奴!」と連呼して帰るのですが、それが天沢聖司との出会いでした。

その後、雫は小さな古道具屋「地球屋」に通うようになり、店長の西老人から猫の男爵の人形「バロン」や古いからくり時計などを紹介されます。

そして、聖司も「地球屋」にやってきます。

「地球屋」は天沢聖司の祖父が持ち主であり、地下にはバイオリンの工房がありました。

聖司はそこでバイオリンを作っていて、自作のバイオリンで「カントリー・ロード」を演奏します。

雫は恥ずかしがりながらも自分が和訳した歌詞でそれに合わせて歌います。

雫はそこで図書カードにあった天沢聖司の名前が目の前の男の子であることを知ります。

聖司もまた図書カードから雫の事を知っていました。

聖司は将来バイオリン職人になるためイタリアへ留学したいという夢を語ります。

雫は確固たる夢を持つ聖司に刺激を受け、自分も将来の目標を見つけるために、ずっと前からやりたいと考えていた「物語」を書くことを決心。

雫は主人公をバロンにしたいと西老人に話し、最初に読ませることを条件に許可をもらいます。

その後、聖司は2か月間西老人の知り合いの工房で見習いをするという条件でイタリア留学へ旅立つことになります。

別れ際、2人は互いの夢に向かって頑張ることを誓います。

聖司がいなくなり、雫は小説執筆に没頭。

学校の成績は下がり親からは反対される中、書ききった小説は納得のできないまとまりのない作品で、雫は泣き崩れます。

しかしそれを読んだ「地球屋」の店主は荒削りながらも才能を認め、店にバロンがやってきた経緯を話してくれますが、それは雫の小説によく似た話だったのでした。

そして帰国した聖司は雫を秘密の場所に連れて行き、バイオリン職人になるという夢を叶えたら君と結婚したいとプロポーズをし、雫もそれを受け入れ、二人は抱きしめ合ったあと、自分たちの夢のために歩み始めるのでした。

 

猫の恩返しあらすじ

ある日、帰宅途中のハルは、トラックに轢かれそうになった1匹の猫をラケットで助けます。

驚いたことに、その猫は2本足で立ち上がり、人間の言葉を話したのです。

後に判明するのですが、その猫は猫の国の王子・ルーンでした。

恩返しとしてハルのもとに贈られてきたのは、大量のラケットや猫じゃらしなど、ハルにとっては不要なものばかり。

困惑するハルに、猫の国の第2秘書・ナトルが現れ、猫の国への招待を一方的に告げます。

実は、猫王はハルをルーンの妃にしようと企んでいたのです。

悩むハルは「猫の事務所を探して」というメッセージと太った猫のムタに導かれ、ともに異世界の猫の事務所へ。

そこで出会ったのは、猫の男爵・バロンとそのパートナーであるカラスのトト。

バロンはナトルの誘いを怪しむ一方、ムタは「猫の国は自分の時間が生きられない者が行く場所」と忠告します。

しかし、ハルは第1秘書・ナトリ率いる一団に連れ去られてしまいます。

猫の国に到着したハルは、ルーンの未来の妃としてもてなされ、「このまま猫になってもいいかも」と思い始め、次第に猫に近づいていきます。

絶望的な状況の中、変装して城に潜入したバロンがハルの前に現れます。

ハルはバロンとムタの助けを借りて、迷路や塔といった障害を乗り越えながら脱出を試みます。

猫王の罠に嵌められそうになるも、トトや仲間のカラスたちの力を借り、ついに脱出に成功するのです。

人間界に戻ったハルは、学校の屋上でバロンに告白。

バロンは「また困ったことがあったら、猫の事務所は開かれている」と言葉を残し、自らの世界へと帰っていきました。

 

まとめ

こちらの記事では、『耳をすませば』と『猫の恩返し』に繋がりはあるのか、見る順番も調査してきました。

『耳をすませば』の続編である『猫の恩返し』には同じ原作者、同じキャラクター、主人公が書いた小説の世界、主題歌の歌詞、など4つの繋がりがありました。

続編のあるシリーズは、スタジオジブリでは他にない異色の作品となっています。

『耳をすませば』と『猫の恩返し』の繋がりを確かめながら見直すと新しい発見があって新しい楽しみ方もできますよ!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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