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『空から降る一億の星』日本と韓国の違いはどこ?それぞれのラストも紹介!

『空から降る一億の星』は、日本で放送されたのちに、韓国版が2018年にtvNで放送されましたよね。

ソン・イングクさんとチョン・ソミンさんという、人気俳優の組み合わせで話題になりました。

『空から降る一億の星』の原作はおおむね日本版に忠実と言われていますが、日本と韓国でどのような描かれかたの違いがあるのでしょうか。

ではこちらの記事では、『空から降る一億の星』の日本と韓国の違いをラストの違いも併せて紹介していきます。

 

『空から降る一億の星』韓国と日本の違いはどこ?

『空から降る一億の星』の韓国と日本の違いをまとめてみました。

  • 登場人物の職業や出会いのキッカケが違う
  • ムヨンとジンガンは兄妹ではない
  • 美羽とスンアの亡くなりかたが違う
  • ムヨンとジンガンの亡くなりかたが違う

 

登場人物の職業や出会いのキッカケが違う

日本版では、片瀬涼はイタリアンレストランの見習いコックですが、キム・ムヨンはビールの醸造所で働いています

優子も編集者でしたが、ジンガンは広告代理店のデザイナーです。

日本版で優子と涼が出会うのは美羽の誕生日パーティーの席でしたが、韓国版は陶器の展示会ですれ違うという設定になっています。

 

キム・ムヨン(ソン・イングク)とユ・ジンガン(チョン・ソミン)は兄妹ではない

日本版では涼と優子は、実は兄妹だったと描かれています。

しかし、韓国版ではジンガンがムヨンの妹ではという匂わせは出てきますが、ムヨンの父親がジンガンの両親を殺したという設定に変わっています。

ムヨンとジンガンが兄妹という匂わせもセラン(日本版でいう小百合)の罠

ムヨンとジンガンを引き離すためのウソだったのです。

最終的にジングク(日本版でいう完三)から、2人が兄妹ではないことが知らされます。

ムヨンとジンガンという名前も、新しい環境に適応するためにつけられた名前。

本名が別にあったのです。

ムヨンはカン・ソンホ、ジンガンはハン・ジュヨン

ここは日本のドラマにはない、ちょっとややこしいところですね。

 

美羽(井川遥)とスンア(ソ・ウンス)の亡くなりかたが違う

日本版では美羽は涼に人生を狂わされ、柏木を殺害後に自殺しますが、韓国版では描かれていません。

ムヨンとスンアはウサン(日本版でいう柏木)に車で後をつけられ、カーチェイスになり雨でスピードを出しすぎてウサンは死亡。

スンアも重体になった末、助からず亡くなってしまいます

ウサンとスンアは別々の車で事故を起こしたのに、車は1台だったと報じられるなど、日本版以上にサスペンス要素は強めになっているようです。

 

ムヨンとジンガンの亡くなりかたが違う

日本版では優子が誤解し、完三を守るために涼を殺して自らも命を絶ちますよね。

韓国版ではセラン(日本版いえば小百合)の父親であるNJグループの会長から、暗殺者を差し向けられジンガンがムヨンを庇い先に撃たれます

ムヨンも暗殺者に撃たれ、亡くなるのです

日本版のように誤解や事実に、絶望して亡くなるという形ではありません。

ジンガンがムヨンの罪や運命をすべて受け入れ、星になって永遠の愛を2人は手に入れたんですね。

 

『空から降る一億の星』韓国と日本のラストも紹介!

日本版と韓国版は、悲劇的な最期という点では同じですが微妙に解釈は違うようです。

『空から降る一億の星』の日本と韓国の、それぞれのラストをまとめてみました。

 

韓国版ラスト

ムヨンは寺に身を潜めジングクを呼び出し、妹を育ててくれたお礼を言います。

しかしジングクは「ムヨンに妹はいない。スングの子供はお前1人だけだ」と答えました。

セランに騙されたことに気づき、ジンガンが妹でないことに安堵します。

自首を勧めるジングクに「3日間だけ時間をくれ」といいムヨンは去っていきました。

ジンガンの両親は怪しい宗教にのめり込み、ムヨンの母も信仰するようになります。

ムヨンとジンガンはそこで出会い兄妹のように過ごしていたため、記憶が錯覚していたのです。

そこにムヨンの父が母を連れ戻そうと現れ、母とジンガンの両親を殺害。

やけどはジンガンが逃げようとしたときに沸騰したやかんに当たり、ムヨンが咄嗟に庇ったからです。

ジンガンは「ムヨンが自分にとって、すべてである」と涙を流し、必ず見つけ出すとジングクはジンガンを抱きしめました。

ジンガンはムヨンの話を思い出し、昔住んでいた家を調べ始めます。

セランの秘書からメールが来て、ジンガンの両親がムヨンの父親に殺された事件の記事が送られてきました。

事実を知りジンガンは、言葉が出ません。

ムヨンは自殺をしようと思い、遺書を書いていました。

ムヨンと再会したジンガンは「本当にジングクを父親の復讐のために、殺すつもりだったのか」と聞きます。

ムヨンが「そうだ」と答えると、ジンガンはこめかみに銃口を当て、ジングクの代わりに自分が死ぬと言います。

ジンガンは「ムヨンは自分のすべて」だと言いますが、ムヨンは「もう引き返せないから、ジンガンに元に戻れ」と説得。

ジンガンはムヨンに「死にたいのか」と聞くと、ムヨンは「生きたい」と答えました。

気持ちが通じ合えたのもつかの間、セランの秘書がムヨンを撃とうとしていたのにジンガンは気づき、庇って撃たれてしまう。

さらにムヨンも撃たれ「愛してる」と言い、ジンガンに触れようとするも息絶えます

ムヨンをジンガンは見つめ「私も愛してる」と涙を流し、息絶え…。

抱き合うように亡くなっていた2人を見て、ジングクは声をあげ泣くのでした。

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日本版ラスト

記憶を取り戻しつつあった涼は完三に「自分の父親を殺したのか」と尋ねます。

完三は涼に過去の事件を、語りはじめました。

優子は涼を探しているときに小百合に遭遇し、小百合から自分の知らない涼の過去を教えられます。

そこに涼が現れますが、優子に冷たく接し小百合と出て行ってしまう…。

涼は手配してもらった拳銃を小百合に返そうとするが、涼を失いたくない小百合は優子に事実を話すと涼を脅します。

優子が妹だと知らずに関係を持ったことをバカにされ、真実を知られたくなかった涼は、小百合を殺害。

拳銃を持って逃走します。

優子は涼が父親の復讐のために、いつか完三を殺すのではと思い込み「優子のことは愛していた」と言う涼を拳銃で撃ちました。

涼のポケットから完三への手紙を見つけ、事件の関与と優子が妹と知り参ったと書かれていたのです。

真実を知った優子は泣き崩れ、涼をボートに乗せて一緒に湖上にいました

完三は必死で名前を呼ぶが、優子は「ごめんね」と言い残して自分に向け発砲。

命を絶ったのでした。

現場検証後に完三は湖のほとりでカセットテープを拾い、テープの中には懐かしい曲が入っていました。

帰りの車でカセットを聞いていた完三は、優子と涼のこれまでのことを振り返り泣いたあと、笑顔を浮かべるのでした。

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まとめ

『空から降る一億の星』の日本と韓国の違い、それぞれのラストを紹介してきました。

まとめると以下のようになります。

『空から降る一億の星』日本と韓国の違い

  • 登場人物の職業や出会いのキッカケが違う
  • ムヨンとジンガンは兄妹ではない
  • 美羽とスンアの亡くなりかたが違う
  • ムヨンとジンガンの亡くなりかたが違う

『空から降る一億の星』日本と韓国のラスト

  • 韓国版はNJグループの会長から差し向けられた暗殺者によって、ムヨンを庇ったジンガンが撃たれ、ムヨンも殺された。
  • 日本版は優子が誤解して涼を殺害したのち、自ら命を絶った

日本版では登場人物がほぼ全員破滅的な最期を迎えますが、韓国版では救いのある終わりかたになっています。

どちらかというと韓国版のほうが、気持ちが通じ合えた矢先に悲劇が起きるので切ないラストになっていますね。

陰謀とかサスペンス要素を強めてきたのは、さすが韓国ドラマだなと思いました。

最後まで、お読みいただきありがとうございました。

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